2017/5/28
構成の実験。
自転車で美術館へ行こう、その3。
先月、織田廣喜美術館へひとっ走りしてきました。
視界を遮る物のない田舎道、田んぼと川と空の組み
合わせって和みの鉄板ですよね。
美術館に入ると、エントランスは光と清潔感に溢れ、
心地よい空間が迎え入れてくれます。織田廣喜さん
の作品は、一見すると自由な筆致に目をとらわれが
ちですが、じっと眺めていると形を捉える線の向こ
うに、作家が感じた空気感や印象、心が味わったも
のこそを描こうとしているのが感じ取れます。特に
大きな作品でそれは顕著に現れている気がいたしま
した。あくまで勝手な感想ですが。作家は眼に見え
ないものを取り扱っている職業なのだなーと改めて
思う一日となりました。
この日の走行距離37キロ。
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