2018/1/1
自転車で美術館に行こう その5。

新年、明けましておめでとうございます。
年末に久々に美術館へひとっ走りしてきましたので、
その記録でもと思い、アップしてみました。なんだか
写真があると、とてもブログっぽい。。


夏と秋は忙しくて全然乗れていなかったので、足慣
らしに再び田川の中村美術館に行くことに。バイパ
スに沿ってゆるやかなアップダウンをひたすら走り
ます。抜けるような快晴ですが、人っ子ひとり見か
けません。


トンネルの中って苦手。車の走行音が反響して、「が」
と「あ」の中間ぐらいの悲鳴のような爆音のコダマ。そ
して砂埃がひどく、トンネルを抜けると自転車の車体が
粉吹いてます。


粉吹いてるわーと思っていましたら、横手に見えるセメ
ント工場に興味深深。工場ってロマンだわー。どんなロ
マンかよく分かりませんが、とにかくロマンだわー。見
学とかできないかな。


そんなこんなで到着。中村美術館、綺麗な外観です。年に
4回、作品の入れ替えがあるそうで、前回とは違った作品を
鑑賞できました。前田青邨さんの作品のリズム感が半端じゃ
ありません。今見ても新しい。


そして敷地内には日本庭園が。今回カメラを持ってきたのは、
この庭園を撮りたかったのですよ。とても手入れが行き届い
ているのが素人目にもわかります。


中年になってくると、庭っていいなぁ〜と思ってきます。昔
は興味はなかったのですが。不思議だ。


こちらの奥は露庵という茶室のようです。茶道の心
得のない私に足を踏み入れる度胸はありません。歓
談が聞こえるので何か催し物が行われている模様。


手水舎のようなものもあります。こういうの素敵。


空がやたら広く感じます。のびのびとした空間にい
るっていうのはそれだけでとても贅沢なのかもしれ
ません。


庭園と鯉と美術館、いい組み合わせだ。


中村喜十郎さん像。逆光があまりにまぶしすぎて残念な
がら顔立ちは見えませんでした。中村さん、また来まする。

振り返ってみると、2017年は目の前のことに慌しく流さ
れ、何かを成し遂げた感じがしない一年でしたので、今年
は身の丈に合った目標を何か定めないとなーなどと考え
つつ帰路に着きました。目標、何にするかな。うーむ。

本年もどうぞ宜しくお願いいたします。