2018/5/6
自転車で美術館に行こう その10。

今回は「狩野芳崖とその系譜」展を見に、
下関市美術館へ行ってきました。






40キロほど北上し、黒崎駅へ。
自宅から北九州方面へは山を越えなくていい平坦コース。





鯉のぼりがたくさん泳いでます。そういえば子供の日でした。






門司駅周辺。少しずつ潮の香りが強くなってきたと思ったら、左手に海が。






関門海峡。疲れも吹っ飛ぶ素晴らしい景色。
この辺は旅行客の方で賑わっています。






海外の旅行客もちらほらと。
お爺さんとお孫さんの自転車二人旅の方もいて、ホッコリしつつ人道トンネルへ。





橋の上は自転車で通れないので、エレベーターで地下へ60メートル
降りてからトンネルを歩きます。結構人の往来が多いようです。






ここが山口県と福岡県の県境。
一応、自転車での本州初上陸?






トンネルを抜けてエレベーターで地上に上がると、やはりいい景色が。






大砲がずらり。






源平の像が戦ってます。






海沿いをしばらく走り、下関市美術館に到着。
いつもの記念写真を撮り、






敷地内に足を踏み入れると、いきなり素敵な彫刻がっ。






飛んでます。






美術館のモニュメントを見るのが結構好きだったりします。






モニュメントもそうですが、美術館の空間そのものが好きなの
かもしれません。なんだか落ち着くんですよね。






淀井敏夫さんの彫刻作品。美しい曲線の構成。






不思議な形態。






謎のツボ。






「狩野芳崖とその系譜」展では、空間的な構成についてや、作家の
特徴とはなにか、作品の展開について、などなど、今後の制作で考
慮しなければならない課題が得られ、勉強になりました。絵って本
当に奥が深いなと改めて思いつつ、再び関門トンネルへ。






トンネルを抜けてそのまま近場にある出光美術館に立ち寄るも、駐
輪場が無かったので周辺をぐるぐる探し回り、なんとか駐輪。出光
美術館では「近代日本の美」展が開催されており、上質で品格のあ
る作品ばかりでした。






帰りは往路とは別の、海沿いの道を走ったのですが、凶暴な向かい風に悪戦苦闘。






おじさん、ちょっと休憩です。






ひたすら向かい風。のろのろ走っておりましたら、日も暮れてし
まった。スピードは特に出さないので普段はいいのですが、こう
も向かい風だと、もろに空気抵抗を受けるところにカバンを付け
ているのも考え物です。






早めのライトと、安全運転で帰宅。


この日の走行距離 128キロ。